タクさん編 第13話|「次はもっと、ゆっくりしよう。」その一言に期待してしまった帰り道

恋愛と本音

「次はもっと、ゆっくりしよう。」

タクさんと初めて昼から会った日の帰り道、
その一言が、家に着いてからもずっと頭に残っていました。

映画を見て、カフェに行って、
今までより長く一緒にいられた日。

楽しかったはずなのに、
帰る時間が近づくほど少し寂しくなって。

そんな帰り道に言われた一言だったから、
余計にうれしくて、余計に気になってしまったんです。

“次はもっと”って、どういう意味なんだろう。

また会えるって思っていいのかな。
それとも、私が勝手に期待しすぎてるだけなのかな。

好きになりかけている時って、
たった一言なのに、ずっと考えてしまうことがありますよね。

この日の私は、まさにそんな感じでした。

楽しかった日の帰り道ほど、ひと言が残る

昼から会って、映画を見て、カフェに行って。

楽しかった一日の終わりって、
なんであんなに少しだけ寂しくなるんでしょうね。

駅が近づいてくると、
「もう終わるんだ」って急に現実に戻る感じがして。

この日も、
私はタクさんと普通に話しながら、
心の中ではもう少し一緒にいたいと思っていました。

でも、今回いちばん残ったのは
デートそのものじゃなくて、

その帰り道に言われた、たった一言でした。

エリ
エリ

楽しかった日の帰り道って、急に静かになる感じがちょっと苦手です。

この日の映画館とカフェでのことは、前のお話に書いています♡

「次はもっと、ゆっくりしよう。」って言われた

駅が見えてきた頃、
タクさんがほんとに自然な感じで言ったんです。

「次はもっと、ゆっくりしよう。」

その瞬間、
私は普通に「うん」と返したはずなのに、
頭の中ではその言葉が何回も繰り返されていました。

“次は”。

“もっと”。

“ゆっくり”。

たぶん、深い意味はなかったのかもしれません。

でも、その時の私には
その言葉だけで十分でした。

また会うつもりでいてくれてるんだ、
って思えたから。

それだけで、
さっきまで少し寂しかった気持ちが、
ふわっとあたたかくなったんです。

もちろん、そこで一気に舞い上がるほど素直でもなくて。

うれしい気持ちのすぐあとに、

「でも、期待しすぎるのは違うよね」

って、ちゃんと冷静な自分も出てきました。

うれしいのに、
期待して傷つくのはちょっと怖い。

この時から、
私の頭の中ではその二つの気持ちが行ったり来たりしていました。

エリ
エリ

「次はもっと」なんて言われたら、そりゃちょっと期待しちゃいます…。

「これって脈あり?」って考えてしまう時ほど、言葉を深読みしやすい

気になっている人の言葉って、
普通のひと言でも特別に聞こえてしまいます。

「また行こうね」
「今度はここもいいかも」
「次はもっと、ゆっくり」

これだけ聞くと、
つい「脈ありかも」って思いたくなりますよね。

私もそうでした。

でも、あとから考えると、
言葉だけで相手の気持ちを決めるのはやっぱり難しいです。

優しい人なら、
深い意味がなくても自然に言えることもある。

だからこそ、

“言われた瞬間はうれしく受け取る”
でも
“答え合わせは、その後の行動を見る”

くらいがちょうどいいのかなと思います。

エリ
エリ

脈ありって思いたい気持ちと、期待しすぎたくない気持ちが両方ありました。笑

年上の人に惹かれる理由って、自分でもたまに考えちゃいます。

期待しすぎて苦しくならないために、言葉よりその後の行動を見る

昔の私は、
うれしいことを言われると、すぐその先まで考えてしまうタイプでした。

もしかして脈ありかも。
次はもっと距離が近くなるかも。
このままちゃんと関係が進むのかな。

でも、そうやって先に期待しすぎると、
ちょっとしたことで落ち込みやすくなるんですよね。

返事が遅いだけで不安になったり、
次の予定がすぐ決まらないだけで、
「あれ? 私だけだったのかな」って思ってしまったり。

だから最近は、
言葉だけじゃなくて、その後の行動を見るようにしています。

また連絡をくれるのか。
実際に次の約束をしようとしてくれるのか。
会った時の優しさが、その日だけじゃないのか。

本当に大事なのって、
たぶんそこなんですよね。

うれしい言葉をもらった時は、
うれしいって思っていい。

でも、自分の気持ちを守るためには、
その言葉を証明してくれる行動もちゃんと見てあげる。

それくらいが、ちょうどいいのかもしれません。

エリ
エリ

期待しちゃうのは悪くないけど、自分だけが先に走りすぎないようにはしたいです。

それでも、少し期待できたことがうれしかった

正直、
あの一言に期待したのは事実です。

「次はもっと、ゆっくりしよう。」

その言葉に、
また会える未来を少しだけ想像しました。

期待しすぎないことも大事。

でも、
うれしい時にちゃんとうれしいって思えることも、
恋愛には必要なのかもしれません。

この日の私は、
少しだけ浮かれながら、
次の連絡を待つことにしました。

エリ
エリ

結局、この日はちょっとだけ期待したまま帰りました。笑

ひとりの時間って、こういう気持ちを整理するのに意外と大事だったりします。

何気ない一言に期待してしまう時って、それだけ相手のことを気にしている証拠なのかもしれません。
でも大事なのは、言葉に振り回されすぎず、そのあとの行動もちゃんと見ること。
うれしい気持ちも、自分を守る冷静さも、どっちも大切にしていきたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございます♡

タクさんとの距離が少しずつ近づいていくたびに、
うれしい気持ちと不安な気持ちが、同じくらい増えていく気がします。

次のお話では、
あの「次はもっと、ゆっくりしよう。」の続きを、もう少しだけ書いてみますね。
続きもまた、のぞきにきてくれたらうれしいです♡

次回、タクさん編 第14話。

“また会いたい”って思う気持ちが、
少しずつ言葉や空気に出てきた気がした日。

次の約束って、してないのに待ってしまうよね。

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